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Shinka Management to Relaunch Study Missions to Japan Following Pandemic Interruption

オーストラリアに本社を構えるプロセス・マネジメント・コンサルタント会社シンカ・マネジメントが、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、過去2年間以上にわたり休止を余儀なくされていた日本へのスタディ・ミッションを、今年の第4四半期より再開します。シンカ・マネジメントは、2007年から「Lean Japan Tour (日本リーン研修)」の名称で、日本へのスタディ・ミッションを実施しており、これまでに60か国以上からの参加者を受け入れてきました。

一週間のプログラムからなる本研修は、リーン生産方式や改善文化などの日本型オペレーション管理の手法に焦点を当てたものであり、これらの手法は、組織オペレーションのモデルとして有効であることが証明されつつあり、ここ数十年の間に、日本国外においてもその人気が高まっています。研修参加者は、本研修を通じて、収益性、品質、安全性のレベルの底上げと同時に、社員の士気や組織貢献度を向上させることを目的とし、リーン・マネジメントの手法を自らの組織に導入、実施し、維持する方法を学びます。

本プログラムは、セミナーや実践的なトレーニング、ベンチマーク工場の見学、掘り下げたマネジメント・ディスカッション、また日本の食や文化の魅力発見など、エキサイティングなメニューからなり、スタディ・ミッションのリーダーは、シンカ・マネジメントのバイリンガル・リーン・コンサルタントと、トヨタの車体最終組立工場の元工場長やマネージャーにより構成されています。

プログラムのメインに据えられているのが、日本の産業界のシニア・マネジメントと直接面会し、彼らのオペレーション現場を直接見学することで、理論がどのように実践に移されているかを直接体験する機会です。シンカ・マネジメントは、日本リーン研修プログラムの開催以来、これまでに、製造業企業や、物流企業、病院、政府、大学など、40以上の日本の企業や組織への訪問を実現してきました。

リーン生産方式が、今や世界的に有名なトヨタ生産方式から生まれたものであることを考えると、トヨタ自動車の最終組立工場やサプライ・チェーン内の工場は、豊富な学びの機会を提供してくれる見学先としての人気を維持し続けています。

日本リーン研修は、シンカ・マネジメントのリーン・トレーニング・カリキュラムの中核をなすものであり、アデレードオフィスに籍を置くコンサルタント、デニス英理が実施のコーディネートを担っています。新型コロナウィルスの流行により未だ不透明な状況が続く中、デニスは、本プログラムの再始動に向けた難題の解決に向けた取り組みを進めています。

「弊社のチームは、クライアントの皆様を再び日本にお迎えできることを嬉しく思っており、来年初頭のプログラムまで既に予約で埋まっていることをありがたく感じております。弊社の直近の研修プログラムが開催されたのは2019年11月ですが、それまでには毎年最大で10回の日本へのスタディミッションを実施しておりました。私どもは、本プログラムを再度実施できる機会が来ることを、これまで大変心待ちにしてきました。高品質の学びの体験をご提供し続けながら、参加者、お受入先組織の皆様、また弊社スタッフの皆にとって、新型コロナ禍においても安全な研修実施環境が確保できるよう、現在、弊社の日本のチームと共に懸命に動いております。」

本研修プログラムは、新型コロナウィルス関連規制の最新状況に応じて、2022年11月から再開され、東京都、愛知県、岐阜県を訪問先とする予定です。シンカ・マネジメントの「日本リーン研修」プログラムの詳細については、 Japan study missionをご確認ください。

jaJA